全体サマリー
- ① AI事業(月30万円〜) — 痛い5業務をAI社員に任せ、月125万円相当(500時間)を解放。悲観でも月30万は楽に回収、標準で月+95万円の純削減。
- ② EC運用(月35万円) — Amazon・楽天・Yahoo・自社・Temuの5チャネル一括運用。35万はTemuだけで即回収、Amazon卸モデル適正化で月600万円規模の利益奪還。
- ③ アライアンス(紹介報酬30%) — 尾西は"紹介"だけ。成約50社で最低 月225万円〜、実態 月300万円超(年3,600万円)の継続収益。初期投資・在庫・人件費ゼロ。
提案① AI事業(月30万円〜)|5つの痛い業務をAI社員に任せる
結論(先に数字)— 時給2,500円換算
| 課題 | 月間削減時間 | 月間削減コスト | |
|---|---|---|---|
| ① | 自治体・企業向けBtoB入札/提案・見積作成 | 150h | 375,000円 |
| ② | 賞味期限・ロット管理 & 買い替えリマインド | 80h | 200,000円 |
| ③ | カスタマーサポート/防災相談の一次対応 | 110h | 275,000円 |
| ④ | 需要予測・在庫・生産計画(欠品と廃棄の同居) | 70h | 175,000円 |
| ⑤ | 受発注・帳票・海外輸出書類・社内ナレッジ検索 | 90h | 225,000円 |
| 合計 | 500h/月 | 1,250,000円/月 |
課題①自治体・企業向けBtoB入札/提案・見積作成
原因:入札ポータルが分散し横断検索の仕組みがない/提案・見積が属人化/案件DB・SFA不在で毎回「探す→読む→転記→作文」。
AI化:全国の入札・電子調達・備蓄更新告示を24h自動巡回 → 尾西品目とマッチング・落札可能性でスコアリング → 過去案件から提案/見積ドラフトを自動生成 → 毎朝「応札候補リスト」を配信。建設業の入札自動化(月250h+)と同一構造。
削減:標準 150h/月 = 375,000円(楽観200h/悲観100h)。
売上インパクト:見送っていた入札に出せる→応札母数増→落札件数が確率的に増える。取りこぼし=売上上限が外れる。
課題②賞味期限・ロット管理 & 買い替えリマインド
原因:顧客×ロット×期限がExcel・紙・記憶に散在/リマインドが手動で回らない/BtoCに再購入導線がない。
AI化:納品実績を統合台帳化 → 更新時期をAIが逆算 → BtoBは営業へ「先回り提案+見積ドラフト」、BtoCは顧客へ「買い替え時期です」を自動配信(定期便へ誘導)。
削減:標準 80h/月 = 200,000円。
売上インパクト:5年に1度の確実なリピートを自社が最初に押さえる。定期便化でLTV 2〜4倍。更新前に握れば価格叩き合い回避=粗利改善。
課題③カスタマーサポート/防災相談の一次対応
原因:FAQ・仕様・アレルギー表・調理法が散在し検索性が低い/一次対応が人手のみで繁忙期スパイクに弱い/相談が購入提案に変換されていない。
AI化:問い合わせをAIが意図判定 → 定型は即時自動回答、「必要備蓄量計算」は人数・日数から必要食数を算出し商品セット提案→カート誘導、複雑案件のみ要約してエスカレーション。
削減:標準 110h/月 = 275,000円。
売上インパクト:相談をその場で購入に変換=問い合わせCVR向上。災害直後の殺到時に待たせない=買い時を逃さない。
課題④需要予測・在庫・生産計画(欠品と廃棄が同居)
原因:需要予測が経験則依存で外部シグナル(気象・防災イベント・予算サイクル)を織り込めない/データが分断/平時と災害時を同じ感覚で計画。
AI化:販売実績・在庫・ロット別期限+外部シグナルからAIが品目別需要を予測 → 欠品リスク品は増産/前倒し発注アラート、期限接近×滞留在庫は早期消化アラート → 欠品と廃棄を同一ダッシュボードで可視化(意思決定の主体は人)。
削減:標準 70h/月 = 175,000円(本体効果は時間より欠品の売り逃し+廃棄ロス削減)。
売上インパクト:災害スパイク時の欠品=高単価で売れる瞬間の取りこぼしを削減/廃棄は原価まるごと損→早期消化で利益率改善/新工場(〜5,000万食)を活かしきる。
課題⑤受発注・帳票・海外輸出書類・社内ナレッジ検索
原因:受発注・帳票がシステム間で分断し人が転記でつなぐ/輸出書類が定型なのに手作りで属人化/社内ナレッジが散在し検索不能。
AI化:受発注メール/FAX/PDFを読み取り基幹へ自動転記/輸出書類(インボイス・パッキングリスト・原産地証明・認証)をテンプレ自動生成/社内ナレッジを自然言語で横断検索。
削減:標準 90h/月 = 225,000円。
売上インパクト:輸出書類の属人化を外す→海外案件の処理キャパ増=亀田中計「海外比率17%→43%」に直結/ミス起因の損失削減/担当不在でも回る。
月30万円は「即ペイ」する
| シナリオ | 月間削減時間 | 月間削減コスト | 月30万円との差引 | 回収倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 悲観 | 330h | 825,000円 | +525,000円/月 | 2.75倍 |
| 標準 | 500h | 1,250,000円 | +950,000円/月(年1,140万) | 4.2倍 |
| 楽観 | 680h | 1,700,000円 | +1,400,000円/月 | 5.7倍 |
悲観ケースでも月30万を52万円超過して回収。これは時間削減の直接効果のみで、売上インパクトは含んでいません。解放した500時間は提案・営業・新規開拓に再投資されます。
提案② EC運用代行(月35万円)|5チャネル一括運用
- 月35万円はコストではなく利益奪還の投資。Temu売上だけで初月回収レンジ、Amazon卸モデル適正化で月数百万円を取り戻す。
- Amazon・楽天・Yahoo・自社サイト・TemuをXAUTOが一括運用代行。尾西側の工数はほぼゼロ。
5チャネル運用の全体像
| チャネル | XAUTOの役割 | 期待インパクト | 立ち上がり |
|---|---|---|---|
| Temu(新規) | 出店・優先露出・プロモ設計(協業関係を活用) | 35万円を単独で回収するレンジ | 最速(つかみ) |
| Amazon | 卸→セラー/ハイブリッド移行+運用最適化 | 利益奪還(月数百万円) | 中期 |
| 楽天 | サーチ枠・RPP広告・SALE戦略・レビュー | 売上UP・ROAS改善 | 短期 |
| Yahoo! | ストアマッチ広告・PayPay経済圏連携 | 新規層獲得 | 短期 |
| 自社サイト | CVR改善・定期購入設計・離脱対策 | 利益率最大化(手数料ゼロ) | 中期 |
②-1. Temu — つかみ(需要は証明済み)
直近、Temu上で「お米」が月6億円規模で動いている事例あり(尾西と同価格帯)。需要はすでに顕在化=「新規開拓」ではなく「取りに行くだけ」。XAUTOはTemu日本国内のキーパーソンと優先露出・出店支援の協業関係を持ち、立ち上げ初期から優先露出・プロモ支援を受けられる。
| 項目 | 保守 | 標準 |
|---|---|---|
| Temu月間売上(想定) | 300〜500万円 | 800〜1,500万円 |
| 想定粗利率 | 30〜40% | 30〜40% |
| 月間粗利 | 約90〜200万円 | 約240〜600万円 |
| 運用代行費(5ch合計) | 35万円 | 35万円 |
| 回収判定 | Temu単独で回収 | Temu単独で大幅黒字 |
②-2. Amazon — 利益奪還の本丸(ベンダー6掛け vs セラー直販)
現状、尾西はAmazonに直販(ベンダー=卸モデル)で6掛け(小売価格の60%)で納品と推定。一方セラー直販なら販売手数料は概ね10〜15%。ベンダーは手取りで約30ポイントを失っている構図。
| モデル | 小売売上 | Amazonの取り分 | 尾西の手取り | 差額 |
|---|---|---|---|---|
| 現状:ベンダー6掛け | 3,000万円 | 40%(1,200万円) | 1,800万円 | — |
| セラー直販(手数料15%) | 3,000万円 | 15%(450万円) | 2,550万円 | +750万円 |
| セラー直販(手数料10%) | 3,000万円 | 10%(300万円) | 2,700万円 | +900万円 |
前提:手数料は概算レンジ。FBA手数料・広告費・物流費は別途で差額の一部を相殺。それでも月600〜900万円規模の手取り改善余地は変わらない。
— これをXAUTOがセラー化(orハイブリッド)移行と運用で取り戻します。
現実解:ハイブリッドで段階移行。既存ベンダーを残しつつセラー枠を並走させ、チャネルコンフリクト/MAP維持/供給に配慮して比率を段階調整。
②-3. 楽天 / Yahoo / 自社サイト — 運用力での上積み
Amazon/楽天/Yahoo/Shopify二刀流の運用実績(EC運用で月100h超削減)で売上そのものを伸ばす。楽天=サーチ枠・RPP広告・SALE戦略、Yahoo=ストアマッチ・PayPay連携、自社=CVR改善・定期購入(ローリングストック)設計(手数料ゼロの高利益チャネル)。
まとめ — 月35万円のROI
| 構成要素 | 月間インパクト | 性質 |
|---|---|---|
| Temu 新規売上 | 粗利 約90〜600万円 | 35万円を単独で即回収 |
| Amazon 利益奪還(3,000万ケース) | +600〜900万円 | 既存売上から取り戻す純利益 |
| 楽天・Yahoo・自社 運用改善 | 売上UP | 運用力の上積み |
| 運用代行費(5ch一括) | ▲35万円 | 投資 |
提案③ アライアンス(紹介報酬30%)|紹介するだけの継続収益
スキーム:尾西の作業は「紹介」だけ
| ステップ | 担当 | 内容 |
|---|---|---|
| ① 紹介 | 尾西食品 | 取引先・人脈を引き合わせる(=これだけ) |
| ②〜⑤ 商談・提案・契約・運用 | XAUTO | 日程調整・提案/見積・契約・実装/運用を全て巻き取る |
| ⑥ 報酬支払 | XAUTO→尾西 | 成約案件の月額フィーの30%を毎月支払い |
報酬の建て付け(成約50社・成約率50%=紹介100社想定)
紹介報酬(月額) = 成約社数 × 平均月額フィー × 30%
| シナリオ | 平均月額単価 | 月額報酬(30%) | 年間報酬 |
|---|---|---|---|
| 保守 | 15.0万円 | 225万円/月 | 2,700万円 |
| 基準 | 16.7万円 | 250万円/月 | 3,000万円 |
| 実態 | 20.0万円 | 300万円/月 | 3,600万円 |
| 強気 | 25.0万円 | 375万円/月 | 4,500万円 |
紹介する案件はAI事業=月30万円〜/EC事業=月35万円〜のため、平均単価15万円は最も保守的な置き方。実態ではこれを上回る。
感応度マトリクス(月額報酬・万円/月/成約社数基準)
| 成約社数\平均単価 | 15万円 | 20万円 | 25万円 |
|---|---|---|---|
| 30社 | 135 | 180 | 225 |
| 50社 | 225 | 300 | 375 |
| 80社 | 360 | 480 | 600 |
尾西の財務メリット
初期投資ゼロ・在庫ゼロ・人件費ほぼゼロのストック型収益。XAUTOが原価を全負担するため実質粗利100%に近い純増。本業(保存食)と非競合。社数が積み上がるほど月額が逓増。やらない理由がない構造。
3提案 総まとめ — 「払う額 < 戻る額」
| 提案 | 月額(払う) | 戻る額(レンジ) | 回収 |
|---|---|---|---|
| ① AI事業 | 30万円〜 | 削減125万円+売上UP | 約4.2倍、悲観でも回収 |
| ② EC運用 | 35万円 | Temu即回収+Amazon月600万奪還 | 桁違い |
| ③ アライアンス | 持ち出しゼロ | 月225〜300万円超の継続収益 | 純増 |
導入の進め方(リスク最小の一本道)
- STEP0:AIは入札自動化PoC(月20万・縛りなし)/ECはTemu立ち上げ+Amazon利益構造の精査から
- STEP1:効果を実測("利益が残る"を実感)
- STEP2:AI本契約(月30万〜)+EC5チャネル本格運用(月35万)
- STEP3:アライアンス始動+防災備蓄SaaS等のグループ展開へ
商談前 確定事項 & 要確認リスト
田中代表に確定いただく(提案前に):
- アライアンス報酬:①初期開発費(単発)を30%対象に含めるか ②対象期間に上限(無期限 or 成約後36ヶ月等)③税抜/税込基準
尾西側に確認(即決確度が上がる):
- AI:営業人数と入札・提案の実工数/賞味期限台帳の管理方法/CS月間問い合わせ件数/需要予測・基幹システムの有無/海外案件件数
- EC:Amazonの卸条件(本当に6掛けか/ベンダーかセラーか)/各モールの月商/Temu米6億円事例の裏付け確認